セグメントとセグメント項目とは何ですか?
背景
Procore の作業分解構成図 (WBS)では、セグメントが WBS の構成要素です。
答え
セグメントは、Procore の作業分解構成図の柔軟で詳細な構成要素です。セグメント項目は、特定のセグメント内に含まれる項目です。この概念をより深く理解するには、次の重要な用語を確認してください。
セグメント
セグメントは、組織が作業を管理可能なコンポーネントに分割するために使用する個別のカテゴリです。Procore の 作業分解構成図では、セグメントは会社管理者ツールで会社の予算コード構成を作成するための構成要素です。予算コード構成により、会社がプロジェクトの予算を構築するために使用するコーディング システムが確立された予測可能なパターンに従うことが保証されます。
既定のセグメント
既定のセグメントは、会社の作業分解構成図で使用するために Procore によって提供されるセグメントです。既定では、２つの必須セグメントと１つのオプションのセグメントがあります。
必須のセグメント
会社の作業分解構成図を構築する場合、費用コードと費用タイプの２つの必須の既定のセグメントがあります。少なくとも、会社管理者ツールの作業分解構成図セクションにある会社の予算コード構成は、以下に示す費用コードと費用タイプで構成されている必要があります。
オプションのセグメント
オプションの既定のセグメントが１つあります。サブプロジェクトです。すべての建設プロジェクトがサブプロジェクトを必要とするわけではないため、このセグメントはオプションのプロジェクトレベルの機能として提供されます。さらに、すべてのプロジェクトは異なるため、各プロジェクトには独自のサブプロジェクトが必要になります。プロジェクトでこのオプションのセグメントを有効にする方法については、「作業分解構成図のプロジェクトでサブプロジェクトを有効にする」を参照してください。
カスタム セグメント
会社のProcore 管理者は、最大 10 個のカスタム セグメントを作成できます。会社はカスタム セグメントに任意の名前を付けることができます。各セグメントのコーディング スキームを表す英数字の数を定義することもできます。会社の予算コード構成を構成する場合、カスタム セグメントを Procore の既定のセグメントと組み合わせることもできます。
セグメント構成とセグメント項目
会社の予算コード パターンを構成するセグメントを Procore に追加する場合、会社の Procore 管理者は各セグメントをフラットまたは階層的に構成できます。セグメント構成により、セグメント項目の構成が決まります。セグメント項目は常にセグメント内に作成されます。カスタム セグメントの作成は 10 個に制限されていますが、各セグメントに無制限の数のセグメント項目を作成できます。
フラット セグメントとセグメント項目
フラット セグメントは、構成のないセグメントです。これは本質的に階層のないフラットなリストです。Procore のフラット セグメントの例は、既定のセグメントである費用タイプです。セグメントを作成するときは、セグメントはピリオド (.) で区切られ、階層化セグメントはピリオド (.) で区切られることに注意することも重要です。この例では、「費用タイプ」がセグメントであり、セグメント項目は労働、建機、材料などです。
階層化セグメントとセグメント項目
階層化セグメントは、階層 (序列) ツリー構造に組み込まれたセグメントです。親子関係として考えるとわかりやすいでしょう。会社の Procore 管理者は、各タイプのセグメントを会社の既定の予算コード構成に配置することができ、セグメント内に無制限の数の階層を作成できます。詳細については、「予算コード構成とは何ですか?」を参照してください。セグメントを作成するときは、セグメントはピリオド (.) で区切られ、階層化セグメントはピリオド (.) で区切られることに注意することも重要です。この例では、「費用コード」がセグメントであり、セグメント項目は 100、200、300 などです。