サービスアカウントとは何ですか?
サービスアカウントを使用すると、IETF OAuth 2.0 フレームワーク仕様で定義されているクライアント認証情報付与フローを必要とする統合をサポートできます。このシナリオでは、アプリケーションは、特定の Procore ユーザーのコンテキスト外で OAuth 2.0 アクセス トークンを取得する方法が必要です。OAuth 2.0 では、この目的のためにクライアント認証情報付与の種類が提供されます。新しいサービスアカウントが作成されると、一意の client_id と client_secret が生成されます。アプリケーションでクライアント認証情報付与フローを実装する方法については、[開発者ポータル] の 「OAuth 2.0 クライアント認証情報の使用」を参照してください。
サービス アカウントは既存の Procore ユーザーに代わって機能するのではなく、サービス アカウントの作成時に自動的に生成されるディレクトリ連絡先を利用します。サービス アカウントのアクセス許可とアクセスは、ディレクトリ連絡先のアクセス許可設定によって制御されます。デフォルトでは、最初の作成時にサービス アカウントには、作成された会社内のデータを表示する権限がありません (「なし」)。Procore 管理者は、サービス アカウントがより多くのデータにアクセスできるように、昇格されたアクセス許可を手動で指定する必要があります。詳細については、「サービス アカウントのアクセス許可の構成」を参照してください。
考慮すべきこと
- サービス アカウントには自動生成された @procore.com 電子メール アドレスがあり、アクセスできず、パスワードの設定や Procore ウェブ/携帯アプリケーションへのログインには使用できません。
- サービス アカウントに関連付けられたディレクトリ連絡先は、最初に作成されたディレクトリ以外の他の会社ディレクトリに追加してはなりません。そうすると、サービス アカウントが機能しなくなります。
- サービス アカウントの作成後は、関連付けられている既定の電子メール アドレスを変更しないでください。そうすると、サービス アカウントが機能しなくなります。
- クライアント秘密鍵をリセットすると、選択したサービス アカウントのすべての権限とプロジェクト メンバーシップがリセットされます。