Data Factory を使用した SQL Server へのエクスポート
概要
このドキュメントでは、Delta Share から SQL ウェアハウスにデータを転送するために Microsoft Fabric でデータ パイプラインを設定する手順について説明します。この構成により、Delta Lake ソースと SQL 宛先間のシームレスなデータ統合が可能になります。
前提条件
- 適切なアクセス許可を持つアクティブな Microsoft ファブリック アカウント。
- Delta Share の資格情報。
- SQL ウェアハウスの資格情報。
- ファブリック内のデータ フロー Gen2 へのアクセス。
ステップ
Access Data Flow Gen2
- Microsoft Fabricアカウントにログインします。
- ワークスペースに移動します。
- 使用可能なオプションから [データ フロー Gen2] を選択します。
データ・ソースの構成
- 「別のソースからのデータ」をクリックして設定を開始します。
- [データの取得] 画面で、次の操作を行います。
- [データ ソースの選択] というラベルの付いた検索バーを見つけます。
- 検索フィールドに「差分共有」と入力します。
- 結果から [Delta Sharing] を選択します。
デルタ共有接続の設定
- プロンプトが表示されたら、Delta Share の認証情報を入力します。
- すべての必須フィールドに正確に入力されていることを確認します。
- 可能であれば、接続を検証します。
- 「次へ」をクリックして次に進みます。
- 使用可能なテーブルのリストを確認します。
- アクセスできるすべてのテーブルが表示されます。
- 転送するテーブルを選択します。
データ送信先の構成
- 「Add Data Destination」をクリックします。
- 宛先として [SQL ウェアハウス] を選択します。
- SQL 資格情報を入力します。
- サーバーの詳細。
- 認証情報。
- データベースの仕様。
- 接続設定を確認します。
ファイナライズとデプロイ
- すべての構成を確認します。
- [公開] をクリックしてデータ フローをデプロイします。
- 確認メッセージが表示されるのを待ちます。
検証
- SQL ウェアハウスにアクセスします。
- データが使用可能であり、適切に構造化されていることを確認します。
- テスト クエリを実行して、データの整合性を確認します。
トラブルシューティング
一般的な問題と解決策:
- 接続エラー: 資格情報とネットワーク接続を確認します。
- 不足しているテーブル: 差分共有のアクセス許可を確認します。
- パフォーマンスの問題: リソースの割り当てと最適化の設定を確認します。

