提出資料ツールにアップロードされた PDF は、ファイル制限によってどのような影響を受けますか?
答え
プロジェクトの提出資料ツールにアップロードされた制限付き PDF ファイル (ロックド ファイルとも呼ばれる) は、セキュリティ制限のないファイルとは機能が異なります。制限されたファイルが提出資料にアップロードされるとき (提出資料の作成時または更新時、あるいは提出資料への応答時)、ファイルのセキュリティ制限に応じて、Procore 内でその機能が制限される場合があります。
- PDF に表示制限があり、開くためにパスワードが必要な場合、Procore ウェブ アプリケーションのどのツールでもファイルを開いたり、表示したりすることはできません。
- PDF にコピーまたは編集の制限がある場合、プロジェクトの提出資料ツールのマークアップ (スタンプを含む) とページをファイルに追加できません。これらのファイルは変更を制限するため、Procore 内でそれらにマークアップを追加すると、Procore からダウンロードまたは配布できなくなります。
Procore でファイルの完全な機能を確保するために、セキュリティ制限なしでファイルのみを Procore にアップロードすることをお勧めします。
PDF にコピーまたは編集の制限があるかを確認する方法
Procore で提出資料に応答するときに、(ファイルを Procore にドラッグ アンド ドロップするか、[ファイルを添付する] をクリックすることによって) ローカル コンピュータから PDF を添付する場合、Procore は PDF のセキュリティ制限を確認します。
注
Procore は、次の場合には PDF のセキュリティ制限を確認しません。- PDF は、提出資料の作成時または編集時に、提出資料の [一般情報] セクションにアップロードされます。
- PDF は、プロジェクト レベルの文書ツールからの提出資料の応答に添付されます。
PDF が制限されていないことを確認するために、すべての提出資料の添付書類を提出資料ワークフローでローカル コンピューターからアップロードすることをお勧めします。
PDF にコピーまたは編集の制限がある場合、どのファイルが制限されているかを示す警告が表示されます。ファイルの添付をキャンセルするか、続行するかを選択できます。
制限された PDF ファイルを添付することを選択した場合、Procore でそのファイルを確認する際に、マークアップ (スタンプを含む) やページを追加できません。PDF ビューアでは、ファイルの情報パネルには、Procore でマークアップまたはページをファイルに追加できないようにするセキュリティ制限がファイルにあるかも示されます。
重要
PDF が、提出資料の作成時または編集時に提出物の一般情報にアップロードされた場合、あるいはプロジェクト レベルの文書ツールからの提出資料の応答に添付された場合、提出資料の PDF ビューアは、Procore で最初にファイルを開いた際にセキュリティ制限があるかをすぐには認識しない場合があります。ファイルにセキュリティ制限があるかどうかが不明な場合は、ページを更新するか、ファイルを閉じて再び開きます。制限されたファイルに Procore の既存のマークアップがある場合の対応
次の記述のいずれかまたは両方に該当する場合、これらのセキュリティ制限のある PDF ファイルを提出資料ツールからダウンロードまたは配布できません。
- Procore のファイルに空白ページまたは表紙ページが追加されました。
- Procore のファイルにマークアップまたはスタンプが追加されました。
Procore の制限付き PDF にマークアップ (スタンプを含む) またはページが追加されている場合:
- 追加されたマークアップまたはページが削除されるまでファイルをダウンロードまたは配布できないことを示すバナーがビューアに表示されます。
- [提出資料ワークフロー] テーブルのファイル名の横にロック アイコンが表示されます。
- PDF ビューア内と提出資料のページにあるファイルのダウンロード ボタンは非表示になります。
- 「すべてをダウンロードする」を選択すると、ファイルはダウンロードから除外されます。
これらの理由により、このバナーが表示された場合は、ファイルをダウンロードまたは配布できるように、Procore に追加されたマークアップまたはページを削除することをお勧めします。
Procore で追加されたマークアップ (スタンプを含む) は、マークアップを追加したユーザーのみが、マークアップを選択してキーボードの DELETE (Mozilla Firefox では SHIFT+DELETE) を押すことで削除できます。Procore に追加されたページは、プロジェクトの提出資料ツールで「管理者」レベルの権限を持つユーザーによって、その人が現在アクション待ちの責任を持ち、ページにマークアップがない場合に削除できます。「空白ページまたは表紙ページを追加または削除する」を参照してください。