予算スナップショット間の差異の分析
目的
予算ツールの差異の分析機能について学習します。
背景
Procore でプロジェクトの予算を管理している場合は、スナップショット機能を使用して、予算が時間の経過とともにどのように変化するかを記録できます。予算を更新した後、毎月末にスナップショットを作成することをお勧めします。
すべてのプロジェクトチームは、リスクを特定して軽減できるように、月ごとに何が変化しているかを知る必要があります。予算の差異分析機能を使用すると、スナップショットを相互に、または現在の予算と直接比較して、最も詳細な項目レベルまで差異を特定できます。これにより、プロジェクトチームは、サイドスプレッドシートを必要とせずに、プロジェクトのどこで物事がシフトしているかを予算内で直接、迅速かつ簡単に特定できます。
考慮すべきこと
- 必要なユーザー権限:
- スナップショットを作成するには、プロジェクトレベルの予算ツールに対する「標準」レベル以上の権限が必要です。
- プロジェクトで作成されたすべてのスナップショットを表示するには、プロジェクトレベルの予算ツールで「読み取り専用」レベル以上の権限が必要です。
- 追加情報:
- 予算ビューの差異分析ツールでは、スナップショットまたは現在のデータ間の数量ベースの列を比較 できません 。このツールには、集計 (値の垂直方向の集計) が可能な列のみが含まれています。
前提条件
ステップ
[予算] タブで項目差異を分析する
このアクションは、スナップショットをアクティブな予算と比較することで差異を分析します。
- プロジェクトの予算ツールに移動します。
- [ 予算 ] タブをクリックし、[ 表示 ] メニューから標準またはカスタムの予算ビューを選択します。
- 「 差異の分析」をクリックします。
これにより、「 差異を分析する比較列を選択 」ウィンドウが開きます。 - [ 比較スナップショット ] メニューから、予算データと比較するスナップショットを選択します。
- [ 表示する列] で、オプションを1つ選択します。
- 比較列と差異列。両方の値を表示します。
- 比較列のみ。比較スナップショットの値を表示します。
- 差異列のみ。比較スナップショットとアクティブな予算との差異を表示します。
- [ 比較 列] で、1つ以上のチェックボックスをオンにして、分散を分析する列を選択します。

- 「 保存」をクリックします。
Procore は、現在の予算とスナップショットの差異を分析します。
例
この例では、比較列として完了時の見積費用を使用する [比較列と差異列] オプションを示しています。青色の列ラベルには、スナップショット データが表示されます。[差異] というラベルの付いた列には、スナップショットと予算の差が表示されます。

「プロジェクト・ステータス・スナップショット」タブでスナップショット間の集計差異を分析
このアクションは、2 つのスナップショット間の集計差異を分析します。
- プロジェクトの予算ツールに移動します。
- [ プロジェクト ステータス スナップショット ] タブをクリックし、[ 表示 ] メニューから標準またはカスタムの予算ビューを選択します。
- スナップショット の [名前 ] をクリックして開きます。
- 使用可能な列で、[ 差異 ] アイコンをクリックします。
これにより、列が展開され、2 つのスナップショット間の 現在、 前、および 差異 が表示されます。例
この例は、列の「差異」アイコンをクリックしたときに表示される「現在」、「前」、および「差異」列を示しています。


