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Procore

ベスト プラクティス: 提出資料ビルダー

このページでは、提出資料ビルダーの使用で推奨されるベスト プラクティスを説明します。プロジェクトの提出資料ツールに関するチュートリアルや動画などを表示するには、こちらをクリックしてください。

はじめに

プロジェクトの仕様書が出版されている場合、Procore の提出資料ビルダーを使用することは、提出資料レジストリを作成する最も迅速な方法の一つでしょう。提出資料ビルダーは、特定の書式に基づいて仕様書内の提出資料を検索し、基本的な提出資料レジストリを作成することができます。このガイドでは、提出資料ビルダーを使用する際のベスト プラクティスを紹介し、可能な限り効率的に作業を行えるようにします。準備はよいですか?

なぜ提出資料ビルダーを利用する必要があるのですか?

プロジェクト開始時に提出資料レジストリを作成することで、重要な提出資料が忘れられるのを防ぐことができます。提出資料ビルダーを使えば、手作業で何週間もかかるようなタスクを、大幅に短い時間と労力でこなすことができます。

提出資料ビルダーは、米国、カナダ、オーストラリアの英語でのみ利用できます。

提出資料ビルダーの理想的な仕様書フォーマット

提出資料ビルダーが仕様書を処理する際、特定の構成要素を検索します。これらの構成要素がない場合、提出資料案件はほとんど、あるいはまったく検出されません。以下詳細を確認し、仕様書を参照して、これら規則が守られていることを確認してください:

  1. OCR 技術は PDF 文書の品質に大きく依存します。したがって、可能な限りベクターベースの PDF を使用することを強くお勧めします。詳しくは「PDF ラスター コンテンツとベクター コンテンツの違いは?」を参照してください。
  2. 提出資料ビルダーで検索されるのは、「submittals (提出資料)」という英単語を含むセクションの見出しに記載されている提出資料情報のみです。
  3. 「提出資料」サブセクションの中では、個別の提出資料案件として正しく記録されるよう、案件には字下げが必要です。
  4. 各案件名については、提出資料ビルダーは、コロン (:) の前の会社の提出資料種類 (既定のまたはカスタムの) に正確に一致するものを探します。正確に一致するものが見つからない場合、提出資料種類として「その他」が既定で選択されます。

以下は最適な書式の例です:

best-practices-submittal-builder-spec-formatting.png

提出資料ビルダーで使用するために調整された仕様の Microsoft Word テンプレートをダウンロードするには、こちらをクリックしてください。

重要

プロジェクトの各仕様セクションの改訂に対して、提出資料ビルダーは1回しか実行できないため、システムがすべての可能な提出資料を見つけられるように、仕様書を確実に最適な書式にしておくことが、最初の重要なステップとなります。そうでない場合は、次のことが必要になるかもしれません:

  • 後で提出資料案件を手動で作成します。
  • プロジェクトから仕様セクションを削除し、再度アップロードして提出資料ビルダーを実行しなおします。
  • 仕様セクションを改訂版としてアップロードします。

提出資料ビルダーからの提出資料案件の作成

提出資料ビルダーのレビュー処理で提出資料を確認する前に、Procore でプロジェクトの提出資料をどのように整理したいかを確認しておく必要があります。Procore の提出資料の整理については、「ベスト プラクティス: 提出資料パッケージ - はじめに」を参照してください。

提出資料ビルダーは、以下のユーザー確認フィールドが入力された提出資料案件を作成します:

  • タイトル
    • 注: タイトルには通常、提出資料種類に関するテキストが含まれるので、タイトルを構成して適用する前に「提出資料種類」フィールドが正確であることを確認してください。構成されたタイトルを適用すると、確認待ちの提出資料の既存のタイトルは自動的に更新されます。タイトル設定後に提出資料の「種類」を手動で変更しても、提出資料の「タイトル」は自動更新されません。
  • 種類
  • 説明
  • 提出資料管理者

提出資料ビルダーは、以下のフィールドがあらかじめシステムに入力された提出資料案件を作成します:

  • 仕様セクション番号と説明
  • ステータス (作成された提出資料はすべて草案ステータスになります。)
  • 提出資料番号
    • 注:
      • プロジェクトの「仕様セクション別提出資料番号」設定が有効になっている場合、提出資料には仕様セクション内でそれに従って番号が付けられます。例えば:
        • 06 25 09 - 001
        • 06 25 09 - 002
        • 06 25 09 - 003
      • プロジェクトの「仕様セクション別提出資料番号」設定が無効になっている場合、レビュー済み提出資料のリスト全体は、仕様セクション番号に関係なく、連番で番号付けされます。

次のステップ

提出資料レジストリが前述のフィールドで作成されたので、追加のコンテキストのために更新が必要なフィールドがいくつもあります。提出資料に残りの情報を追加するには、Procore の一括アクション機能を利用して、パッケージ内の複数の提出資料案件を編集することをお勧めします。「パッケージ内の提出資料を一括編集する」を参照してください。パッケージ外の複数の提出資料案件を編集するのにも、Procore の一括アクション機能を使用できます。「提出資料ツールで [一括アクション] > [編集] を使用する」を参照してください。