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Procore

ベスト プラクティス: 提出資料インポート

このページでは、Procore への提出資料のインポートで推奨されるベスト プラクティスを説明します。プロジェクトの提出資料ツールに関するチュートリアルや動画などを表示するには、こちらをクリックしてください。

はじめに

提出資料インポートは、プロジェクトの提出資料やパッケージの詳細なデータを含む提出資料レジストリを一括作成する最も効果的な方法です。このガイドでは、提出資料インポートの利用に際して効果を最大にするのに役立つベスト プラクティスを紹介します。準備はよいですか?

なぜ提出資料インポートを利用する必要があるのですか?

XLSX または CSV スプレッドシートと Procore Imports アプリケーションを利用すれば、提出資料案件の作成時に多くの情報を追加することができます。提出資料案件ごとに1つずつデータを入力するよりも、スプレッドシートで複数の案件にまたがってデータを複製する方がはるかに効果的です。

ヒント
提出資料のインポートは Procore Imports を使用して行われます。これは、Windows 7 以降を実行しているコンピューターでのみ使用できます。「プロジェクトレベルの提出資料ツールへ提出資料をインポートする (Procore Imports)」を参照してください。Mac ユーザーの場合、当社のカスタマーサポートがこれらのインポートをお手伝いします。「記入済みの提出資料インポート テンプレートを Procore に送信する」を参照してください。

始める前に

インポート テンプレートの使用

まず、Procore Imports アプリケーションから直接、または「提出資料インポート テンプレートをダウンロードする」のサポートサイトから提出資料インポート テンプレートをダウンロードします。

ベスト プラクティス

  • テンプレート内の列を削除したり移動したりしないでください。これを行うと、インポートは失敗します。しかし、使用していない列を非表示にすることはできます。
  • 提出資料インポートは新しい提出資料の作成にのみ使用でき、既存の提出資料の更新には使用できません。
  • プロジェクトの設定にかかわらず、日付形式はすべて MM/DD/YYYY で入力する必要があります。仕様セクション番号など、他のフィールドの書式は必要に応じて変更することができます。
  • Procore では多くのフィールドが既存のデータを参照しているので、インポート時に入力されたデータは、Procore のデータと正確に一致する必要があります。一致しない場合、インポート中にエラー メッセージが表示されるか、望ましくない新しいレコードが作成されます。
  • 提出資料の受領時に番号をつけたい場合は、すべての提出資料に対して提出資料番号のセルを空白のままにするか、番号 0 を入力することができます。
  • 完成したインポート テンプレートは、プロジェクトごとに異なる必要はありません。各プロジェクトに同じまたは同等の提出資料案件を頻繁に作成する場合は、マスター テンプレートを作成し、新しいプロジェクトごとに複製し、必要に応じて編集することができます。これは、テンプレートの提出資料レジストリとして機能し、今後のプロジェクトで時間を大幅に節約することになります。
  • プロジェクトで実行できる提出資料インポートの回数に制限はありません。大きなプロジェクトの場合は、優先度に基づいてインポートを分けるのが有効かもしれません。
  • 提出資料パッケージ (テンプレートの A~D 列) の使用は必須ではありませんが、強くお勧めします。詳細は、「ベスト プラクティス: 提出資料パッケージ - はじめに」を参照してください。
  • 提出資料がスケジュール通りかどうかを把握するのに役立つので、提出資料スケジュール計算フィールド (テンプレートの R~U 列) を使用することを強くお勧めします。詳細については、「ベスト プラクティス: 提出資料プロジェクト構成」を参照してください。

詳細については、「Procore Imports アプリケーションへのインポート用に提出資料を準備する」を参照してください。

提出資料ビルダーと比較した提出資料インポート

提出資料レジストリを作成する最も効果的な方法には、Procore の提出資料インポートおよび提出資料ビルダーの2つがありますが、併用することはできません。以下のリストでは、各オプションの利点と欠点を概説しており、あなたのプロジェクトに最適なものを選択するのに役立ちます。

提出資料ビルダー

利点
  • 提出資料ビルダーを使用することで、提出資料レジストリを作成するのに要する時間を大幅に短縮することができます。
  • 提出資料ビルダー OCR を使用して、仕様セクションから提出資料の文章を特定し、提出資料の説明に追加します。
不利な点
  • 提出資料ビルダーは、ほとんど情報のない提出資料を作成するため、不足しているデータを追加するために (手動または一括編集で) さらなる労力が必要になります
  • 提出資料ビルダーは、仕様セクション改訂ごとに1回み実行できます
  • 提出資料ビルダーは、米国、カナダ、オーストラリアの英語でのみ利用できます。
  • 提出資料ビルダーを効率的に利用するために、仕様書には厳格な書式要件があります。
次ような場合は使用が検討されます:
  • 情報が多くなく、シンプルで迅速な提出資料レジストリが必要なとき。

提出資料インポート

利点
  • インポートは、初回作成時に追加できるデータ量がはるかに豊富です。
  • インポートした提出資料は、以下のようなデータに関する手動や一括の編集が少なくて済みます:
    • 提出資料パッケージ
    • 資材調達マイルストーンの日付
    • 場所
  • 完成したテンプレートは必要なだけインポートできます
不利な点
  • インポート テンプレートでのレジストリ作成は手動で、Procore の中 (仕様セクションやその他のテキストなど) から自動的にデータを取り込みません
  • インポートでは、XLSX や CSV ファイルを修正するのに、Excel や Google Sheets などの第三者プログラムが必要です
次ような場合は使用が検討されます:
  • 提出資料パッケージの使用を決めたとき
  • Procore の提出資料スケジュール計算フィールドを利用して、「提出期限予定日」を決定したいとき。
  • プロジェクトが多くの段階を含むなど複雑で、各段階ごとに別々の提出資料が必要なとき
ヒント
提出資料ビルダーによる提出資料レジストリ作成の詳細と推奨については、「ベスト プラクティス: 提出資料ビルダー」を参照してください。

次のステップ

インポートから提出資料レジストリを作成したら、Procore の提出資料パッケージ機能を使用して、多数の提出資料案件に対するワークフローを開始することをお勧めします。「ベスト プラクティス: 提出資料パッケージ - 作成とレビュー」を参照してください。

別の方法として、Procore の一括アクション機能を使用して、リストビューから複数の提出資料案件にワークフローを追加することもできます。「ベスト プラクティス: 提出資料プロジェクトの構成」を参照してください。